【ガレージムックの整備日誌】

横浜市青葉区でスクーターの販売・修理・買取を行っている スクーター取り扱い専門店 ガレージムックの店長ブログ

アドレス110駆動系


初期型アドレス110のトルクカム周りです。
通常の車種はオイルシールやO-リングを使いグリス封入し磨耗しないようにしているのですが、110の初期型やレッツ2等はコストダウンを試みドライ潤滑になってしまいました。
その効果は恐ろしく、走り方にもよりますが1万kmも走らないうちに正常に機能しなくなります。
ダウンできたコストは部品と加工で工場生産ベースで1000円も行かないと思います。
そして耐久性は下手したら1/10以下に。
写真は27000kmノーメンテのアドレス110です。
この部分+ランププレートで2万しました。
他に工賃もかかりますから、普通の店じゃ得意の台詞「買い換えた方が良いよ」でしょうね。

さすがにこれはやばいと思ったのでしょうね、中期型からは普通のグリス封入型に戻っています。
いくらコストダウンとはいえ、少し考えれば判るだろうに。

ちなみに私のアドレス110は中期型ですがあえてエンジンは初期型を使っています。
そしてこのトルクカム周りは半年に一度(1500km位)程度でばらして整備しています。

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| バイク作業日記::スズキ | 06:17 PM | comments (0) |

10万オーバーのエンジンOH

0万kmオーバーのスペイシー100のエンジンOHです。
かなりカーボンが堆積していますが、距離相応かな?
しかし写真は撮り忘れましたが、インテーク側はそれはそれは物凄い堆積が。
ヘッドはばらしカーボン除去剤にどぶ付け。バルブも漬け置き後ペーパーで磨きます。
でも一番手が掛かったのがガスケット除去です。
一度もあけたこと無いので激しく固着&硬化していて、剥がし剤塗っても全然取れない。
ちなみにスペイシーはエンジン下ろさないと作業できません。
まあ降ろさなくても作業できたとしても、ガスケット剥がしに難儀して降ろしたでしょうけどね。

参考までにピストン一式とガスケット類も交換して4万円ってところでした。

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| バイク作業日記::ホンダ | 02:22 PM | comments (0) |

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